部材から作るウッドデッキの作成

ウッドデッキ建築前 Blog

ちょっとした木工工作、ベンチ作りに応用できるブロックを使った簡易基礎など
木工ガーデン小物(というにはチト大きい?)作りのノウハウをになれるかもしれません。

隣地のエアコン室外機のヒートガード・遮熱のために何か建てる?
→ウッドデッキ作ろう(なんでやねん?)という話になって工作開始
実はこの室外機、HfCのエアコンじゃなくてCO2エコキュートなので正面の樹木は熱害でやられるんじゃね?
というレベルの凶悪な熱量だったりします(苦笑)

素材の購入

まぁ本職でもナンでもないので、購入はホームセンターからとなります

座面部分。
やっぱり屋外なので耐久性重視というより、耐久性だけ
という訳で価格を考えて足場板、6M分(4M+2M)
あと、根太としてツーバイ材定尺(1820)

足場板は表面加工も何もしていない分だけ安いので
自分的にお気に入り

基礎部分
脚の部分、今回はレンガ+ボルト留めを採用しました
当初は中段のズン切りボルトをモルタル埋め込みにしようかと考えたものの、たぶん抜ける・廻るが発生するなと考えて
最終的には下段のM8ボルトをモルタル埋め込みにしました

背面部分
熱対策の背面部分は今回枠だけとして
異形鉄筋 d-13(mm)の物を4Mほど買ってきました

使用機材

電動インパクトドライバー
ドリルでも可能ですが、作業効率などを考えるとインパクトの方がお勧め

木工用の電動トリマー
今回のような穴くりだけではなく
溝切り、端面加工、薄い(9mm程度)の板なら自由形状の切断加工などイロイロな工作に使用できます

電動のオービタル(平面)サンダーです
自分は小型・片手持ちのデルタサンダー使いましたが
今回のように約1平方メートルの紙やすり掛けとなると、やはり両手持ちのタイプの方が良いかと思います。

今回、異形鉄筋の切断には高速カッターを使用しましたが
コレがまたウルサイ、熱が入る(但し今回はこの後、溶接しているので関係ない)など
器具が安い以外のメリットは無いので、このようなバンドソーの方をお勧めします。

家庭用のノンガス溶接機(フラックスワイヤ)です
一般的なアーク溶接が超苦手な自分でも、美しくはないものの
ちゃんと「くっつく」溶接が出来ます。
最近は半自動も安くなっているので(中国製なら左記の半額程度)、アーク溶接機はパスして(買わずに)直接半自動を購入する事をお勧めします

基礎組み立て

今回埋め込むボルトで頭を出しておく長さをある程度計算して
最初に養生テープでネジ山を保護します
そしてテキトーに少量のモルタルを練って

左記のような感じでボルトを埋めてゆきます
(1)ボルトの養生部分がアタマに出る程度にモルタルを敷く
(2)平行・直角・中心に気をつけてボルトを置く
(3)残りの隙間をモルタルで埋める
なお、全部埋めてその後からボルトを入れようとしても入りませんでした<失敗談

今回の基礎は3段積みで行くので、ボルト入りレンガのモルタルの乾燥を待って
レンガを積み用にまた少量のモルタルを練る・塗る・積み重ねる・叩いてなじませる
これを繰り返します
そして最後にネジ部分の養生を外して基礎1個完成(×4個)

根太と位置出し

まずは並べて、こんな感じかなぁ~を見当したら
先程の基礎と、買ってきたツーバイ材の根太を並べてみます

そうすると位置が相対的に位置が決まりますので
中心位置をケガキ、そして今回は基礎と留めるので
ワッシャー部分の穴ザグリが必要となりますので
その分の罫書をします

まずは中心部の穴あけ。
基礎のボルトにM8を使用したので、穴あけは10mm

この上に座面が来ますので固定ボルトは木の中に埋める必要がります
そこで、木工トリマーを使用して、ワッシャーが入る程度の座グリを行います。
この工具か大型の木工キリがないと厳しいかと思います。

あとは根太とレンガ基礎を組み付ける、座面板を置く
その状態で仮固定、コースレット打ちを行って
まずは座面の下準備は完了です

あとは足場板は買ってきた状況では左のように、手で触ると怪我するレベルの仕上がりなので
サンダー掛けを行います、今回は小型・片手持ちのデルタサンダーしか無かったのですが
一応右の仕上がりとしては、とりあえず怪我はしないだろう?というレベルには
この広さを手+紙やすりは ちと大変というか、たぶん無理

背面の金属枠

背面の金属枠を組み立てるのですが
曲げで作っても精度が出ない自信があったので
切断+溶接で行きます
という訳でまずは切断

そして突き合わせて家庭用溶接機で溶接
まぁこんな感じで
あまり・・・全く綺麗ではないが
がっちり付けばイイんだよ

あとは、ウチに適当にあった錆び止めを塗布して
乾かして終了

これで、各部分の作成は完了。

現地での組み立て

上記の仮組品を一旦バラして設置場所に持ってゆきます

まずは仮組み済の基礎を現地に持って行って
地面部分を削って左右の水平を出します
そして手前側も同様に水平だしをします

同様に仮に座面板を置いた状態で前後の水平確認
そして仮置き→バラした順序で座面板を置いての
本設置・コースレット固定を行います

あとは上記で作った、背面の金属枠を差し込んで
この後、金属枠に竹などで仕切りを作るの予定との事なので
今回に於いては枠を作る所までで作業完了となります

コメント

タイトルとURLをコピーしました