ロードバイク・ブレーキパッドの交換

Roadbike_BreakePad Blog

ディスクブレーキのロードバイクに乗ってる人で
パッドの交換をしてみたい、または交換が必要か?という目安のお話です。

最近、山を登って下りの時だけディスクブレーキから結構
「しゃらん・しゃらん」と前輪の回転に合わせて定期的な音が出るようになった

うーん、回転と同期・下りだけ→熱でディスクが歪んだか? と思って
一応確認してみると、どーもパッドの残りも殆ど無いみたい。
とりあえず交換しますか?という所からです

ブレーキパッド取り外し

全体図
ブレーキ部分アップ

まずはこの状態からはじまります
今回は前輪のブレーキパッド交換になります

先に緑の□
先にクリップを外す(指or先の細いペンチ)
次に赤〇
固定用のピンをマイナスドライバーで外す
       抜けました→

後ろ向きに引っ張れば
簡単に抜く事ができます

外したパーツ・抜いたパーツは
こんな感じの物となります

ブレーキパッドの交換

今回、先に発注していた右の黒いパッド(レジン製・シマノL03A)が納期不明という事で
自転車屋さんに、何か持っている物ない?と聞いてみて出てきたK04S(メタル製)を入手したら
翌日に発注していたL03Aが到着するという不運。
という事で2つ並べて写真とりました。

K04S:パッド材質 メタル系・バックプレート材質 チタン(!!)、放熱板 なし
L03A:パッド材質 レジン(樹脂系) バックプレート アルミ 放熱版付き

という違いがあります。
今回は音対策、試しなのでL03A 放熱版付きレジンを使用します

新品のパッド厚が2.45mm(ちゃんとベースプレート分は減算済)
今回異音が出たパッド、平行には減っていなかったので四隅一番薄い箇所で計測
だいたい写真の0.6mmくらいでした、やはりギリギリ?

上でパッドの厚みが2mm以上ある、という事はキャリパ―のピストンを両方合わせて5mm近く押し戻さないと、パッドが入りません。
という事で汚れのあるピストンのまま押し戻すと傷がつくので、このタイミングで前輪外して
ブレーキクリーナーを使って汚れを落とします

今回は前ブレーキの作業ですので、右STIレバーのゴム・カバーを捲ります。(特に工具不要)
そしてドレーン用のネジを外して(Oリングあり、落下などはしないですが少々注意ください)
戻し作業時にオイルを吹く可能性があるので、一応廻りにウエス・ペーパーなどを巻いておいてください

ブレーキピストンの押し戻し

このようなツールもありますが
私も持っていないので今回は専用工具を使わない方法で

ドライバーなどでピストンを押そうとすると、傷がついたりするので、理想は専用工具なのですが
今回は使い古しのパッドを使用します
概ねツライチになるまで戻します

このような感じで後ろから
パッドを挿入します。
なおパッド・スプリング・パッドをセットで一度に押し込んだ方が楽でした。

入りにくい、センターが出ていないと感じた時はキャリパ―固定上下のネジを緩めてから挿入
ホイール回す、ブレーキ掛ける、握ったまま上下を締める という方法で
位置出しを行えばよいかと思います。

あとは、取り外したネジ、クリップ類、STIレバー部のドレンネジ、ゴムカバーを取り付けて完了

なお、必ず走る前にブレーキが効く事は確認しておいてください。
(結構、コレでひやっとするんだ)

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