中和器のエラー290対応を行い、更にこちらの再発防止、短寿命の対策で雨避けのカバーを作成してみました
問題点
この写真のように標準状態では排気口は外から見えている状況です
排気口の上側は大丈夫ですが、下側に落ちた雨滴、水滴はそのまま中和器に入ります。
そちらが問題となるので対策を行います。
具体的には水平より上から吹き込む雨を避けれるような寸法のカバーを作成します
寸法などの考察
今回の給湯器の排気口の実寸法はこのようになります、出幅約10mm、幅300mm、高さ40mm
こちらを覆えるカバーの寸法を考えます
材料の切り出し
思考錯誤の所は省略して、カバーする高さ方向を約50mm(上側10mm)、幅を350mm(固定スペースや折りシロを左右各25mmずつ)取った場合の図はこのようになります
こちらを組み立てると下記のようになります
今回はアルミでの曲げ物で作成しましたが、熱回収式の給湯器の排気は40度前後と高温危険のない温度ですので
ココまで本格的に金属で行う必要はなく、プラスチックの曲げ物+両面テープでの貼り付けでも実用を果たすことは可能です。
この辺りは金属至上主義な工房長の趣味嗜好のみです
取り付け
取り付け後の状況がこのようになります
下向き45度で設計しましたので、高さ約50mm、出幅約50mmと排気口の上10mmに固定すれば排気口をちょうど囲うサイズとなります
今回はカバーに穴あけを行いネジ留めとしました。
これで中和器本来の寿命までトラブルは起きないことが期待できるかと思います
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